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野菜の硝酸塩が及ぼす害

特に葉野菜を中心に多く含まれる硝酸塩、作物生産の三大栄養素の一つチッソは植物体に硝酸態窒素とし
て吸収され光合成により葉、茎が作られるがこのチッソ肥料のやりすぎで未消化窒素が植物体に残り、それを
食べると人体で亜硝酸塩となりメトヘモグロビン血症の原因となる。これは、発ガン物質のニトロソアミンの生成
にも関与すると言われ、一日の許容摂取量は体重1Kgあたり硝酸塩3.7mg、亜硝酸塩0.06mgと規制されてい
る特に夏場のほうれん草など促成栽培で多くなる傾向にある。家庭菜園の野菜も注意が必要で多肥栽培は控
え有機質中心の栽培を心がけ健康維持に努めたいものです、ちなみに野菜はたっぷりのお湯で1〜2分ゆでた
後、3分くらい水にさらすと良い。また、食べた時に苦味を感じるようだと硝酸塩が多いと理解した方が良い。
私達の農園では、液肥の併用による硝酸塩対策を実施しこれらの問題に対処しています。


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